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韓半島

金第1書記 「核弾頭打つ準備を」 

Write: 2016-03-04 11:01:50Update: 2016-03-04 11:32:26

金第1書記 「核弾頭打つ準備を」 

北韓の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が、「核弾頭をいつでも使えるよう準備しておく必要がある」と指示しました。
朝鮮中央通信が4日、伝えたところによりますと、金第1書記は、新型ロケット砲の試験射撃を現地指導し、「国家防衛のため実践配備した核弾頭などを任意の瞬間に打てるよう、常時準備しなければならない」と述べたということです。
また、金第1書記は、「今、敵はこの上なく愚かな最後の賭けにしがみついており、情勢はこれ以上傍観できない険悪な境地に至った。敵に対するわれわれの軍事的な対応を先制攻撃態勢にすべて転換させる」としています。
国連安全保障理事会は、北韓の核実験と事実上のミサイル発射に対し、厳しい制裁を盛り込んだ決議を現地時間の2日に採択しています。
金第1書記が現地指導したという新型ロケット砲は、3日に北韓が韓半島東の海、東海に向けて発射した短距離の発射体を指すとみられています。
朝鮮中央通信は、新型ロケット砲を「韓国の作戦地帯内の主な打撃対象を射程に置く、精密誘導体系を備えた先端の長距離大口径放射砲体系」と説明し、「この3年間で試験射撃を13回行い、破壊殺傷力の威力が証明された」としています。
北韓が3日に発射した短距離の発射体は、100~150キロを飛行したものとみられ、休戦ライン近くから発射すると、韓国中部の忠清道まで射程に入るものとなっています。

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