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社会

疾病管理本部 「最も懸念される感染症はデング熱」

Write: 2016-03-04 11:30:34Update: 2016-03-04 11:30:34

疾病管理本部 「最も懸念される感染症はデング熱」

韓国で、感染拡大が最も懸念される感染症は「デング熱」との見方が示されました。
疾病管理本部のチュ・ジェシン保健研究官は4日、今後、韓国で最も感染拡大が懸念される感染症は「デング熱」とする論文を発表しました。
論文は、地球温暖化などの影響で韓半島の気候が亜熱帯性気候に変わりつつあることや、夏が早まり蚊の活動時期が早まっていること、東南アジア地域を訪問する旅行者が増えていることなどを要因としてあげています。
疾病管理本部によりますと、海外でデング熱に感染し、帰国した人の数は、2014年の165人から、去年は259人へと、57%増えています。
今年1月と2月に韓国に流入したデング熱感染者は合わせて69人で、去年の同じ時期に比べて3.6倍となっており、この傾向が続けば、年間で300人を超えると予想されています。
論文はまた、「韓国国内で感染した事例はこれまでにないが、近い将来、韓国でデング熱が発生する危険性はある」と指摘しています。
デング熱は、蚊が媒介する感染症で、発熱や頭痛、ひふの発疹などが主な症状で、ひどい場合、治療をしないと死に至るデング出血熱と呼ばれる重症例を起こします。

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