韓国の去年の消費者物価の上昇率が、OECD=経済協力開発機構加盟国のなかで10番目に高かったことがわかりました。
OECDが7日、発表した統計によりますと、韓国の年間の消費者物価上昇率は去年、0.7%で、OECD加盟34か国のなかで10位だったということです。
2012年には、21位でしたが、この3年間で11段階上がりました。
専門家らは、「物価上昇率そのものは目立って低くなっているが、OECD加盟国のなかでの順位が上がったのは、世界的な景気後退やデフレが続いているなか、韓国の物価上昇率が相対的に高かったため」と話しています。
OECD加盟国の消費者物価上昇率の平均は、0.6%でした。