政府は、北韓に対する人道的支援を継続する方針を改めて表明しました。
統一部の鄭俊熙(チョン・ジュンヒ)報道官は、9日の定例会見で「8日に北韓に対する政府独自の制裁措置が発表されたが、北韓の乳幼児や妊婦など支援が必要な人たちに対する人道的支援を継続するという政府の方針は変わらない」と強調しました。
ただ、鄭報道官は、具体的な支援時期や規模、分野などについては、さまざまな状況をみながら慎重に検討していくとしました。
これに先立ち、北韓に人道的支援を行う55の民間団体は、9日、北韓に対する政府の独自制裁が発表されたことを受け、「北韓への人道的な支援はどんな状況下でも揺ぎ無く継続されるべきだ」とする声明を発表していました。