世界最強の韓国人プロ囲碁棋士、李世乭(イ・セドル)九段が人工知能「アルファ碁( AlphaGo )」との第一局で敗れた9日、人工知能プログラム関連企業の株価が一斉に上昇しました。
今回株価が上昇したのは、韓国のロボット製造企業「DST Robot」のほか、「ウリ技術」、「プルン技術」、「ST CUBE」などロボット・人工知能開発関連の企業です。
人工知能関連企業の株価が上昇したのは、囲碁の分野でコンピューターが人間を超えることは難しいと予想される中、「アルファ碁( AlphaGo )」が186手で李世乭九段に中押し勝ちしたことが影響を及ぼしたとみられています。
これに関して専門家たちは、一時的な株価上昇となる可能性が高いとみており、「国内企業の人工知能技術は進化を遂げているが、まだ十分な検証が行われていないため、投資する前に検討する必要がある」と指摘しています。