去年1年間、児童虐待の通報件数は合わせて1万9209件に上ったことがわかりました。
中央児童保護専門機関によりますと、去年の児童虐待の通報件数は1万9209件で、一昨年に比べて7.9%増加しました。
これについて中央児童保護専門機関は、「去年導入された児童虐待犯罪の処罰などに関する特例法によって、児童虐待の通報を犯罪の通報と同じく、112番で受け付けられるようになったことが影響しているものと考えられる」と説明しています。
一方、専門家は、2015年12月末現在、韓国国内の児童保護機関が合わせて56か所で、相談員や心理治療師は合わせて583人に止まっており、人員不足が深刻な状態であると指摘しています。