アメリカの原子力空母「ジョン・ステニス」が13日、韓国の釜山港に入港しました。
「ジョン・ステニス」は韓国軍とアメリカ軍が過去最大の規模で行っている合同軍事演習に参加するために釜山港に入港したもので、駆逐艦や巡洋艦を伴い、海軍およそ7000人とともに派遣されました。
アメリカ軍は北韓が1月に核実験を行ったあと、戦略爆撃機B-52や原子力潜水艦ノースカロライナ、ステルス戦闘機F-22などの戦略兵器を次々と韓半島に投入しています。
こうした動きは、核実験や事実上の長距離弾道ミサイル発射など、北韓に対する強い警告の意味があると受け止められています。
2週目に入った韓米合同軍事演習「キーリゾルブ」は先週まで防御に重点を置いた訓練を終え、14日からは韓半島に増派された米軍の兵力が北韓へ進撃する訓練が行われます。