韓国人の外国人受け入れに関する意識は改善していますが、他の先進国に比べてまだ不足していることが分かりました。
韓国の女性家族部が14日発表した「2015年国民多文化受容性調査結果」によりますと、全国成人男女の多文化受容性指数は2011年の51.17から2015年53.95と高くなった一方で、「就職難の際、韓国人を優先して雇用すべきだ」と答えた人が60.4%に達したということです。この数値はアメリカの50.5%、ドイツの41.5%、スウェーデンの14.5%、オーストラリアの51%に比べて高い水準となっています。
また、「近所に外国人労働者や移民者が住んでほしくない」と答えた人も31.8%と、他の先進国に比べて高い数値となり、韓国が主要先進国に比べて多文化にまだ否定的であることが分かりました。
この結果について、女性家族部の関係者は、「多文化教育を拡大し、多文化家族との交流が活発化するよう努力していく」と述べています。