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韓半島

北韓 「ICBMの大気圏再突入技術を確保」

Write: 2016-03-15 13:31:09Update: 2016-03-16 18:24:47

北韓は15日、大陸間弾道ミサイル(ICBM)を大気圏に再突入させる技術を確保したと主張し、弾道ミサイルの弾頭らしき物体の写真を公開しました。
朝鮮労働党の機関紙である労働新聞は15日、金正恩(キム・ジョンウン)第一書記が大陸間弾道ミサイルの弾頭部分の大気圏再突入の模擬実験を視察したことを伝え、弾頭を海上などの攻撃目標に届ける再突入体とみえる、複数の層からなるキノコの傘の形をした物体の写真を公開しました。
写真には、再突入体の設計図とみられる絵も写っています。
長距離弾道ミサイルを完成させるためには、核弾頭の小型化に加え、大気圏に再突入する際に発生する高熱や衝撃、振動などから核弾頭を保護し、弾頭を海上などの攻撃目標に届ける再突入体が必要で、労働新聞は、ミサイルの開発が進んでいることをアピールすることで、韓米合同軍事演習に対抗するとともに、韓半島の緊張をさらに高めるねらいがあるものとみられています。
北韓は9日、大陸間弾道ミサイル「KN-08」と一緒に、核弾頭らしき銀色の球体を公開しており、2日後の11日には、「戦略軍火力打撃計画」と題する地図の写真を公開しています。
これについて、韓国国防部は、北韓が核弾頭を小型化する能力や大気圏に再突入させる技術を確保できていないとの見方を示しています。

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