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韓半島

北韓 韓米合同軍事演習に反発の声明

Write: 2016-03-17 14:46:47Update: 2016-03-18 14:33:39

今月から始まった韓米合同軍事演習では、有事の際に北韓内陸に進撃する「内陸進攻作戦」が行われていますが、北韓は16日、声明を出し、「敵の些細な気配でも見えたら、即時、先制打撃戦に突入する」と威嚇し、強く反発しました。
朝鮮中央通信によりますと、北韓は16日午後、「共和国政府・政党・団体特別声明」を出し、「敵がわれわれの戦略的中枢地帯への内陸進攻作戦を骨子とする訓練を強行した。敵の些細な気配でも見えたら、即時、先制打撃戦に突入する」としています。
声明は、特に、韓米合同軍事演習で行われている「金正恩(キム・ジョンウン)第一書記斬首作戦」について、到底容認できない行為だと非難し、「小型化された、精密かつ多様な種類の核弾頭で攻撃する準備ができている」と述べ、核ミサイルを用いた先制攻撃も辞さない姿勢を示しました。
北韓が、「共和国政府・政党・団体特別声明」の形で威嚇するのは、2013年の3回目の核実験以来、3年ぶりです。
また、北韓の対韓国窓口機関、祖国平和統一委員会の傘下にある祖国統一研究院は17日、白書をまとめ、韓米合同軍事演習を非難するとともに、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領を「極悪な同族対決狂」と、非難しました。
韓国統一部当局者は、こうした北韓の声明や相次ぐ非難について、「対応する価値がない」としています。

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