男性労働者に対するセクハラ被害が女性よりも多いことがわかりました。
韓国職業能力開発院が17日に発表した「職場内のセクハラおよび暴力分析」によりますと、労働者6027人（男性3159人・女性2835人）を対象に調査を行った結果、男性労働者の22%がセクハラを受けたことがあると答え、女性労働者の15.9%よりも高かったということです。
セクハラの主な内容は、身体への不適切な接触、性的な冗談やからかい、上司や顧客からの接待の強要などでした。
業種別では、サービス業が29.1%でもっとも高く、次いで、福祉業従事者が18.9%、金融・保険業従事者が16.0％の順でした。
調査を行った韓国職業能力開発院の研究員は、「今まで男性労働者はセクハラ被害を受けた事実を隠してきたと思われる。今回の調査により、多くの男性労働者がセクハラ被害を受けていることが分かった」と述べています。