北韓の貨物船が、現在、韓半島の東海岸の韓国領海を通っており、韓国海洋警察の警備艦艇2隻が動向を監視しています。
貨物船は、北韓の「オリオンスター号」で、15日午後3時に北韓中西部の南浦(ナムポ)港を出発し、17日午前11時45分ごろに韓国の領海に入ってきました。
20日夕方に北韓東北部の清津(チョンジン)港に入港するものとみられています。
「オリオンスター号」は、国連による北韓制裁の対象となっていますが、公式の船籍がモンゴルになっているうえ、取り引きが禁止された貨物を積んでいる疑いがないため、海洋警察では、だ捕はせず、動向を注視しています。
「オリオンスター号」には、北韓の乗組員9人を含め、19人が乗り組んでおり、無煙炭3600トンが積まれているものとみられています。