歴史認識問題などで韓日関係が冷え込む中、先月2月一か月間に韓国を訪れた日本人が、およそ3年6か月ぶりにわずかながら増えました。
韓国観光公社のまとめによりますと、先月2月に韓国を訪れた日本人はおよそ14万4000人で、去年の同じ期間に比べて1.3%増えています。
韓国を訪れる日本人は、李明博(イ・ミョンバク)前大統領が独島、日本で言う竹島に上陸した2012年8月以降、関係悪化や円安などの影響もあって減少し続けていました。去年10月から減少幅が縮小し、ことし2月は去年の同じ期間より1.3%増え、およそ3年6か月ぶりにプラスに転じました。
尚、2月一か月間に韓国を訪れた外国人は合わせて112万6250人と、去年よりおよそ7.2%増えています。