ことし2月の失業者の数は、1年前に比べて11万4000人増加しており、このうち7割が20代後半の若年層であることがわかりました。
統計庁によりますと、ことし2月の失業者の数は、1年前の2015年2月に比べて11万4000人増えました。
このうち、25歳から29歳までの人は8万人に上っており、全体の7割を占めているということです。
これについて専門家は、「最近は、20代の求職者がより待遇のいい企業に就職するため、長い間就職の準備をしたり、大学生が卒業を延ばしたりする場合が多いが、景気低迷などで就職難が続いているため、20代後半の失業者が増えているものとみられる」と分析しています。