北韓にいる家族に会うために離散家族再会を申請した人の半分がすでに死亡したことがわかりました。
統一部と大韓赤十字社のまとめによりますと、2月末の時点で離散家族再会を申請した人は合わせて13万838人ですが、このうち、50.4%に当たる6万5922人はすでに死亡し、初めて死亡者が生存者を上回りました。
生存者は6万4916人となりましたが、このうち56.6%は80歳以上の高齢者で、家族に再会できないまま死亡するケースはさらに増えるものと予想されています。
韓国政府は離散家族の高齢化を受けて、北韓に対して再会の定例化、書信の交換などを提案していますが、北韓は応じていません。