仁川(インチョン)国際空港に、カプセルホテルが設けられます。これは、発着便が深夜のため、搭乗までの待ち時間が長い旅行者や、帰宅する交通の便がなく朝まで空港に留まらなければならない旅行者に利用してもらおうというものです。
国土交通部と仁川空港公社によりますと、カプセルホテルの部屋数は60室、ことし10月から運営を始めるということです。
このホテルの利用料金は、1時間6000ウォンから7000ウォン、シャワー室のある部屋は8000ウォンから9000ウォンで、仁川空港のトランジット・ホテルに比べて80%以上割安な料金で利用できるということです。
このほかに国土交通部は、24時間営業の免税店の割合をいまの10%からことし6月には25%に増やすことにしました。
また、深夜サービスを強化し、深夜利用者をいまの1日平均5000人から2020年には2万人に増やすとしてます。
仁川空港は、これまで「24時間眠らない空港」というスローガンを掲げて、深夜時間帯の着陸料を減免するなど、深夜サービスを強化してきました。