経済
釜山と福岡結ぶ高速船 4月から韓日企業の競争に
Write: 2016-03-25 10:55:07 / Update: 2016-03-25 10:55:07
釜山と福岡を結ぶ高速船を運航する韓国・未来高速とJR九州高速船が、10年間続けてきた提携を解消し、4月から競争体制に入ります。
韓国・未来高速とJR九州高速船の間では、2006年4月から高速船共同運航の契約が続いていましたが、契約が3月末で終了するということです。
両社は、契約更新に向けた協議を進めてきたものの、それぞれが出した条件が折り合わず、4月からはライバル企業としてそれぞれ単独で運航することになりました。
釜山と福岡を結ぶ航路は、JR九州高速船が1991年に就航し、2002年に未来高速が参入したあと、激しく競争していましたが、2006年に共同運航契約が結ばれていました。
両社が単独で運航することになり、乗客の奪い合いは避けられない見通しとなっています。
両社の競争は、長期的には料金の引き下げにつながるとみられ、韓日間を往来する乗客が増える効果が期待される一方で、過度な競争は無理な運航につながり、安全を脅かすと指摘する声も出そうです。
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