朴槿惠(パク・グネ)政権の経済政策は失敗したとして、これに抗議する大規模集会が、26日、ソウル市庁前のソウル広場におよそ5000人が参加して開かれました。
集会は民主総決起闘争本部が主催したもので、朴槿惠政権の経済失敗の責任を追及し、来月13日の総選挙で革新派候補の当選に全力を挙げることを決議しました。
集会のあと、参加者は南大門、韓国銀行前を経て、鍾路(チョンロ)までデモ行進しています。
一方、20代から30代の有権者で組織する「2030有権者行動」も、ソウルの大学街、新村(シンチョン)におよそ1000人が集まって集会を開き、大学授業料を半額にすることや総選挙での投票を呼びかけました。
今回の集会は、総選挙の候補者登録が25日に締め切られた直後に開かれ、保守系候補者への落選運動となるおそれがあることから、警察は公職選挙法に違反する行為があれば厳しく対応する方針です。