北韓による韓国やアメリカに対する批判が強まっています。
韓国統一部の報道官は28日の定例記者会見で、北韓は最近、各種のメディアを通じて韓国政府と大統領を強く批判しているとしたうえで、3回目の核実験の際にも韓国に対する批判を強めたが、最近は批判の度合と頻度が増していると指摘しました。
また、批判の度合と頻度が増していることについては、金正恩第1書記に対する忠誠心を誇示するために各種のメディアと団体が先を争って韓国やアメリカを批判しているもようだと説明しました。
北韓の対外宣伝用ウエブサイト「朝鮮のきょう」は最近、アメリカのホワイトハウスと国防総省が炎に包まれた動画像を掲載するなど、アメリカに対する批判を強めており、北韓の労働者団体の朝鮮職業総同盟は最近出した声明で、韓国大統領府への精密照準攻撃に言及するなどしています。