北韓が、5月7日に予定している第7回労働党大会の準備に本格的に乗り出したものとみられています。
北韓情報筋は29日、「北韓が今月中旬から、36年ぶりに開かれる党大会に派遣する市・郡レベルの候補者を選抜する手続きを始めた。来月のはじめには、道レベルの候補者を選抜するとみられている」と述べました。
党大会の参加者は、通常、市・郡で候補者を推薦し、道レベルで選出したあと、 朝鮮労働党中央委員会が最終決定を下して決めることにとなっています。
金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の時代を宣布するとされる今回の党大会には、およそ3000人の代表者が参加するとみられています。
来月中旬に確定するとされる党大会参加者名簿は、北韓指導層の世代交代を表すものになると予想されています。