ロッテグループの創業者で総括会長の辛格浩(シン・ギョクホ)氏が、創業以来43年間務めてきたロッテホテルの取締役を退きました。
ロッテホテルは29日、ソウルのロッテホテル本社で株主総会を開き、登記役員再選任案を議決しました。
この再選任案に、辛格浩氏は含まれていなかったため、辛格浩氏はロッテホテルが設立された1973年から43年間務めてきた取締役を退くことになりました。
これに先立ち、辛格浩氏は25日、ロッテ製菓の取締役も退いています。
今後ロッテグループ傘下のロッテショッピング、ロッテ建設などからも任期が終わり次第、退くとみられています。
辛格浩氏は、1948年、ロッテグループの母体となる「ロッテ製菓」を設立し、ロッテを傘下にロッテショッピング、ロッテ建設など50の関連会社を持つ財閥グループに成長させました。