最近相次ぐ児童虐待事件を受け、政府が児童虐待予防に向けて、親への教育を強化することになりました。
政府は29日午後、黄教安(ファン・ギョアン)国務総理の主催で「第8次児童政策調整委員会」を開き、児童虐待予防に向けて親への教育を強化するとした内容が盛り込まれた「児童虐待防止策」を確定しました。
柱は、幼稚園から小中学校、大学、結婚して子育てをするまで、継続的に児童の権利と虐待防止に関する教育を行うことです。
具体的には、小中学校の正規教育課程や大学の教養科目に児童虐待防止教育を含めるほか、幼稚園、子ども園での入学説明会や相談の際にも親に対する教育を行うとしています。
政府は、児童虐待の防止に向けて、来年までに先進国並みの総合的な仕組みを築く方針です。