去年1年間にソウルで起きた交通事故で死亡した人のうち、半数以上が歩行者であることがわかりました。
ソウル地方警察庁が1日発表したところによりますと、去年1年間、ソウルで起きた交通事故によって死亡した人は合わせて372人で、このうち57%にあたる213人が歩行者でした。
歩行者の交通事故による死亡件数は、ソウルが全国でもっとも多く、次いで大邱(テグ)、光州(クァンジュ)、蔚山(ウルサン)などの順でした。
歩行者の死亡事故のうち、およそ40%が道路を渡るとき発生し、横断歩道を渡るときに事故に遭った場合も20%に上りました。
年齢別では65歳以上の高齢者が半数近くの48%でした。