北韓によるとみられるGPS=全地球測位システムの妨害電波が2日も続いています。しかし、韓国の航空機や船舶でGPS電波の混信があるものの、運航に支障は生じていません。
未来創造科学部は2日午前9時半の時点で、北韓によるとみられるGPS電波の混信が続いていると明らかにしました。
ただ、航空機や船舶は、GPSに代わる航法装置があることから、運行に支障は生じていないということです。
これについて大統領府の青瓦台と国防部は1日、声明を出し、「休戦協定と国際協約に違反し、韓国民の安全を脅かす行為だ」と糾弾しました。
また国連軍司令部の軍事休戦委員会も1日、北韓に向けて、GPSかく乱行為を直ちに中止するよう求めるメッセージを送っています。