北韓の国防委員会は3日、談話を発表し、国連安全保障理事会の制裁決議を批判しました。
談話は、制裁は名分も根拠も妥当性もなく、時代錯誤的だと批判したうえで、北韓はこれまでにも数々の制裁を克服し、自力でさらなる強国を築き上げてきたと主張しました。
また、アメリカに対して、われわれの尊厳と自主権を侵害する極限を越えるのなら、これまでに経験したことのない恐ろしい懲罰を避けられないだろうと威嚇しました。
一方で、一方的な制裁よりは安定を維持することが重要であり、無謀な軍事的圧迫よりは交渉による問題解決こそが重要だとの世論が拡大しているとして、アメリカに対して、緊張緩和に向けた事態収拾に取り組むことを求めました。