三星電子は、半導体回路の幅が1億分の1メートルの、10ナノメートルクラスのDRAM製品の量産に世界で初めて成功しました。
世界で最も小さい10ナノクラスの8Gb(ギガビット)DDR4DRAMで、2月から量産に入ったということです。
今回の製品には、「超高集積設計技術」など、3件の革新的な技術が適用され、製品製造の競争力をさらに高めることができたということです。
三星電子は、モバイル向けの10ナノクラスのDRAMの量産も年内に始める計画で、パソコン・サーバ市場に続いて、超高解像度のスマートフォン市場でも、引き続き優位を保っていきたいとしています。
三星電子は、パソコン用けの4GB(ギガバイト)DDR4モジュールから、企業サーバー向けの128GBモジュールまで、フルラインナップを構築するとともに、超大容量モバイルDRAMの需要が拡大していることを踏まえ、10ナノクラスの生産を拡大し、プレミアムDRAM市場の成長を牽引していきたいとしています。