好況や不況に大きく左右される居酒屋の景気が、これまででもっとも悪かったことがわかりました。
統計庁が4日、まとめた産業活動動向によりますと、居酒屋の2月のサービス業生産指数は73と、統計を取り始めた2000年7月以降、もっとも低くなったということです。
この指数が100を下回ると、実質的な成長は鈍化したことになります。
居酒屋のサービス業生産指数は、2014年8月に100を下回って以降、80台から90台が続いていましたが、マーズ=中東呼吸器症候群の感染拡大の影響で去年6月に、78.8にまで下がりました。その後上昇し、去年12月には90.5と持ち直しました。
居酒屋のサービス業生産指数が急激に下がったのは、不況で居酒屋のはしごをしなくなり、客足が減ったためとみられます。
これに対して、家計での酒類の消費支出は去年、月平均1万2000ウォンあまりと、これまででもっとも多くなっていて、酒を買って家で飲む傾向が強まっています。