2006年から先月までの10年間、北韓を逃れて脱出した北韓住民197人が、難民として、アメリカに入国したことがわかりました。
アメリカの政府系放送、ボイス・オブ・アメリカ(VOA)が6日、アメリカ国務省の難民入国資料を引用して伝えたものです。
脱北難民は、2004年にアメリカで制定された「北韓人権法」にもとづき、難民の地位を認められ、アメリカに定着できるようになっています。
アメリカに定着してから1年が経つと永住権を取得することができ、5年が経つと市民権を取得することができます。
最近では、去年10月から先月まで11人の脱北者がアメリカに入国していて、月別では、11月に5人、12月から2月までそれぞれ1人、3月に3人、入国しているということです。