韓国政府が2020年までに老朽旅客船63隻を新しいものに代える方針を打ち出しました。
政府は7日、黄教安(ファン・ギョアン)国務総理の主催で国家政策調整会議を開き、旅客船の安全対策が確定しました。
政府は、「旅客船の現代化計画」を中心計画とし、2020年までに老朽旅客船63隻を新しいものに代えるため、1000億ウォン規模の「旅客船現代化ファンド」を作り、韓国内で新しい旅客船を建造するよう支援します。
また、政府は、旅客船の安全のため、乗組員と乗客を対象にした安全教育やキャンペーンを実施します。
船舶会社に対しては、安全統括管理者の選任を義務づけるほか、船舶の出航前に船舶安全技術公団の運航管理者と船長がともに旅客船の点検を行うようにする方針です。