政府は、喫煙率の減少や受動喫煙の防止などに向け、今月末までに総合的な禁煙政策をまとめる方針です。
保健福祉部によりますと、政府は、関連省庁や学界、市民団体などの意見をまとめて、今月末までに総合的な禁煙政策を発表する方針だということです。
具体的には、メンソール入りのタバコは清涼感があるなど、香りのための添加物が入っているタバコは、そうでないものより吸いすぎることが多く、 体への悪影響を及ぼすということで、これらの物質の使用を規制するほか、室内での禁煙区域の範囲をさらに拡大するなどの内容が盛り込まれる予定だということです。
今回の総合禁煙政策は、当初、昨年末までにまとめられる予定でしたが、政府内での意見が分かれていたため、発表が先送りとなっていました。
これについて政府の関係者は、「総合禁煙政策にどのような内容が盛り込まれるかはまだ決まっていないが、今月末までに発表することを目標に調整が行われている」と説明しています。