農産品の輸出額が11か月ぶりに増加に転じました。
農林畜産食品部によりますと、ことし1月から3月までの3か月間、農産品の輸出額は14億8000万ドルに上り、去年の同じ期間に比べて2.9%増加したということです。
農産品の輸出額が前の年に比べて増加したのは、去年4月以来11か月ぶりです。
輸出額の増加率を地域別にみますと、イスラム諸国が80%で最も高く、ロシア22%、台湾21%、アメリカ15%などとなっています。
品目別では、りんごの増加率がもっとも高く、続いて柿、柑橘類、パプリカなどの順でした。
これについて農林畜産食品部は、「イスラム教の律法に基づいたハラールフードの生産を促し、積極的な広報活動を行った結果、アラブ首長国連邦など中東アジア諸国への輸出が増加している」と説明しています。