統一部が8日に北韓が中国で運営するレストランから従業員らが集団で韓国へ亡命したと公表したのは大統領府の指示だとする一部メディアの報道について、大統領府青瓦台の報道官は11日、報道内容を否定しました。
統一部が集団亡命を公表したことについて、一部のメディアは、統一部はこれまで北韓に残っている脱北者の身辺の安全などを考慮し、亡命した事実を公表していなかったにもかかわらず、今回速やかに事実を公表したのは、総選挙を控えて与党に有利な方向へ世論を動かすために大統領府が指示したものだと報じていました。
一方、統一部と外交部は10日、声明を発表し、中国などに滞在する北韓住民が脱出しているのは、朴政権の北韓に対する制裁の効果だとする見方を示しました。