仕事に就かず無職のまま結婚する女性が大きく減っています。
統計庁のまとめによりますと、去年、仕事に就かず無職で結婚した女性は10万3000人余りで、前の年に比べて4.7%減りました。
無職で結婚する女性は2011年以降減り続けています。
無職で結婚する女性が減っているのは、全体の婚姻件数が減っているという理由もありますが、去年の婚姻件数は前の年に比べて0.9%減ったのに対して、無職で結婚した女性は5%近く減るなど、婚姻件数の減少幅を大きく上回っています。
全体の婚姻件数で無職の女性が占める割合も減っていて、2005年は54%と半分以上が無職で結婚しましたが、去年は34%と3人に1人となりました。
無職のまま結婚する女性が減っているのは、経済的な理由で共働きが増えているためとみられます。