韓国と中国は通貨スワップ協定の満期を延長することにしました。
通貨スワップ協定は、通貨危機の際に相互の通貨を融通し合う協定です。
韓国企画財政部の柳一鎬(ユ・イルホ)長官と中国人民銀行の周小川総裁は11日、訪問先のバハマで、満期延長に合意しました。
韓国と中国は2009年4月に初めて通貨スワップ協定を締結、これまで2回満期を延長し、現在は3600億人民元相当のスワップ協定を締結しています。
満期は来年10月で、1年半ほど残っていますが、アメリカの利上げや最近の円相場の動きなど、国際金融市場が不安定な様相を呈していることを受けて、早くから満期延長を決めたものです。
また、現在3600億人民元相当のスワップ協定の規模を拡大することにし、早い時期に協議を始めることでも合意しました。