ことし第1四半期の自動車輸出が前年比10%以上減少したことが分かりました。
韓国自動車産業協会は13日、ことし1~3月期に韓国の完成車メーカーの輸出台数は65万4494台と発表しました。これは、去年の第1四半期の73万3759台に比べて10.8%減少したもので、輸出金額も、去年の177億2000万ドルからことしには159億ドルに減りました。
1~2月期の地域別の自動車販売量は、北米やヨーロッパ地域では去年に比べてそれぞれ3.6%、10.2%増加しましたが、中東では53.2%、アジアでは49.2%、中南米では31.1%減少するなど、去年に比べて大幅に減少しています。
韓国自動車産業協会は、主要市場で自動車輸出が大幅に減少した理由として、中国の経済成長鈍化と新興市場内の需要減少を挙げていますが、ことし第1四半期に発売された新車の輸出が始まれば、第2四半期からは輸出が回復するものと予想しています。