北韓の国営朝鮮中央通信は14日、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が、金日成主席の誕生日である太陽節を迎え、在日本朝鮮人総聯合会に教育援助費と奨学金などの名目で2億1880万円、韓国ウォンでおよそ23億1300万ウォンを送ったと報じました。
朝鮮中央通信は、この資金について、在日同胞の子どもたちが民主主義的な民族教育を受けるためのもので、これまで金日成主席、金正日総書記、金正恩第1書記は、在日本朝鮮人総聯合会に162回にわたり、477億8799万390円を支援したと説明しています。
国際社会からの強力な制裁により、北韓が厳しい状況に追い込まれている中、今回、金正恩第1書記が在日同胞の子どもの教育費支援に乗り出したのは、在日本朝鮮人総聯合会の未来世代の忠誠心を向上させるためだという分析が出ています。