熊本で頻発している地震による揺れは韓国にも伝わり、釜山や蔚山(ウルサン)など南部地方をはじめ、ソウル、仁川の首都圏でも揺れが観測されています。
韓国気象庁の地震センターによりますと、熊本地震の揺れは韓国でもたびたび感じられ、なかでも16日午前1時25分、熊本でマグニチュード7.3の強い地震が起きたときは、釜山や蔚山など南部地方では震度3程度、中部の忠清道周辺で震度2程度、首都圏で震度1程度の揺れを観測したということです。
釜山の消防本部では、揺れを感じたという市民からの問い合わせが1500件以上寄せられ、忠清道周辺や首都圏でも数十件の通報がありました。