経済全体における貿易への依存度が低くなっていることがわかりました。
韓国銀行によりますと、去年、GNI=国民総所得に占める貿易額の割合は88.1%で、一昨年に比べて10.5%ポイント減少しました。
GNIに占める貿易額の割合が低下したのは、経済全体における貿易への依存度が小さくなったことを意味しますが、去年はGNIに占める貿易額の割合が、2007年以来もっとも低い数値となったということです。
これについて専門家らは、｢去年の貿易依存度が低下したのは、国際原油価格の下落などで輸出入額の規模が減少したためとみられる。ただ、内需と輸出がともに拡大したことで貿易依存度が低下するのが望ましいが、韓国の場合、輸出額が減少していることが主な原因なので、経済に悪影響を及ぼす可能性がある｣と指摘しています。