熊本地震の影響で、韓国の自動車メーカーも部品調達に支障が出るのではないかとの懸念が出始めています。
韓国の雙龍自動車とGMコリアの場合、熊本県にあるトヨタグループのアイシン精機の自動変速機を使用していますが、アイシン精機は一部工場で操業を停止していて、部品調達に支障が出るのではないかとの懸念が出ています。
業界関係筋は、自動変速機はほかのメーカーの製品に代替することが難しく、アイシン精機の操業停止が長引き、備蓄分の自動変速機が底をつく場合、打撃を受ける恐れがあるとしています。
一方、現代自動車と起亜自動車は韓国内の系列会社の自動変速機を使用していて、影響はないものとみられます。