兵役に就いている兵士が軍隊で一番不便なことは、睡眠不足であることがわかりました。
韓国国防研究院が去年下半期に兵士1900人あまりを対象にアンケート調査を行って、19日、結果をまとめたものです。
それによりますと、軍隊での勤務中、もっともに不便なことについてたずねたところ、睡眠不足と答えた兵士が15.6%ともっとも多かったということです。
通常、兵士は、夜10時に就寝し、翌朝の6時30分に起床しますが、不寝番や訓練、勤務による疲れなどで睡眠時間が短くなることが頻繁にあるためとみられます。
続いて2番目に多かったのは、「寂しさや気後れすること」で10.9%でした。
3番目は、「寒さや水不足など劣悪な環境」でした。
軍隊で人権侵害がもっとも多い人間関係については、兵士同士が44.6%で、もっとも多く、続いて兵士と下士官の間が20.3%でした。
具体的な人権侵害行為としては、「言葉の暴力」がもっとも多く、殴打、セクハラなども挙げられ、こうした行為が依然として行われていることがわかりました。