北韓は、来月初めに36年ぶりに開くとしている労働党大会の日程を、いまだに公表していません。
北韓の朝鮮中央通信は去年10月、労働党中央委員会政治局の決定として第7回労働党大会をことし5月に開くと報道しました。
労働党大会は5年に一度開くことになっていますが、1980年の第6回大会を最後に36年間一度も開かれていません。
こんどの第7回労働党大会について、韓国の国家情報院は先月2日、国会情報委員会への報告で、「5月7日に開幕するものとみられる」としていました。
しかし7日が土曜日であるうえ、党創建記念日に合わせた第6回大会以外は、第3回、第4回、第5回大会がすべて月曜日に開幕しており、5月2日月曜日が北韓がいま展開している「70日間戦闘」の終了日にあたることから、5月2日が有力だとする主張が浮上しています。また別の北韓専門家は、「10日に開幕し、4~5日間行われるとする情報を北韓消息筋から聞いた」と話しています。
こうした中、韓国政府の関係者は、「1週間前には公示されることから、5月2日が開幕日だとすると、来週25日が公示日となる可能性が高い」と話しています。