アメリカの北韓ミサイル専門家が、北韓のSLBM=潜水艦発射弾道ミサイルの発射実験は成功だったと評価しました。
この専門家は、SLBMの飛距離が30キロだったということは、発射実験が成功だったことを意味するものであり、北韓の技術進展が伺えると述べた上で、発射の速度が音速を超えた点が注目すべきところだと説明しました。
また、今回の実験は、北韓が、より強力な固体燃料推進システムに転換したことを意味するもので、2020年には実質的な脅威になる可能性があると述べました。
こうした専門家の評価について、アメリカ政府は、まだ発射実験の結果を分析しているという慎重な立場を見せています。
一方、アメリカの政界では、北韓の脅威が高まっている中、韓日米3か国の安保協力を強化すべきだという声が高まっており、アメリカ下院軍事委員会は、来年度の国防授権法案で、3か国間の国防協力強化を公式に提案し、協力分野として核非拡散とサイバー安保、海洋安保などを挙げています。