ソウル市の人口が、およそ30年ぶりに1000万人を割り込んだことがわかりました。
統計庁が26日、まとめたところによりますと、ことし3月、他の地域から流入した人口に比べて流出した人口が最も多かったのはソウル市で、人口は、およそ999万9100人だったということです。
これは、ソウルに住んでいた人たちが住宅価格が高いソウルを離れ、ソウル郊外にシフトする現象が加速化しているためとみられます。
ソウル市の人口は、1988年に1000万人を超え、1992年に1093万人と最も多くなって以降、減少傾向を示してきました。