韓国とアメリカが27日、宇宙協力協定に公式に署名しました。
外交部によりますと、この日、ソウル市内で行われた第2回韓米宇宙協力対話の開会式で、尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官とリッパート駐韓アメリカ大使が、韓米宇宙協力協定に署名したということです。
今回の署名は、去年10月の韓米首脳会談で、両国が宇宙分野での協力を拡大することで合意したことを受けてのことです。
韓米宇宙協力協定は、両国が宇宙分野での協力を拡大することが柱で、科学的なデーターの交換、科学者や技術者、専門家の交流などを通じて、最先端の惑星探査、地球観測と地球科学などに関する協力を強調しています。
政府は国会での批准の手続きを終え、来年初めごろ、協定を発効する方針で、一方、アメリカは議会での批准の手続きは必要ないということです。
アメリカが、アジアの国と宇宙協力協定を結んだのは、初めてです。