国防部は、北韓が2月に発射した光明星号は、衛星開発用ではなく、ICBM=大陸間弾道ミサイルを開発するためのものとの見解を明らかにしました。
国防部は、27日、北韓が2月7日に発射した光明星号の残骸と2012年12月に発射した銀河3号の残骸を分析した結果を発表しました。
それによりますと、光明星号は加速モーターの数や直径の長さなどが、銀河3号とほぼ一致したことから、光明星号が銀河3号と同じ飛翔体であると結論付けました。
また、「衛星を保護するフェアリングに衛星保護装置がなく、火薬が爆発した痕跡が残っていた」とし、これは北韓が衛星の打ち上げより、長距離ミサイル技術の確保に集中した証拠だと指摘しました。