アメリカ軍の戦略司令部は28日、声明を発表し、北韓が2回に渡って発射した「ムスダン」とみられる中距離弾道ミサイルについて、いずれも失敗したとする見方を示しました。
アメリカ軍戦略司令部は、北米航空宇宙防衛司令部の分析をもとに、北韓は午前6時43分と午後7時24分の2回に渡って東部の元山からミサイルを発射したが、1回目のミサイルは数秒で墜落し、2回目のミサイルは発射後間もなく空中で爆発したとしました。
アメリカ軍戦略司令部は北韓によるミサイル発射について、常時探知及び追跡しているとしました。
一方、北韓は15日にも「ムスダン」とみられる中距離弾道ミサイル発射し、失敗に終わりましたが、アメリカの保守系ニュースサイト「ワシントン・フリー・ビーコン」は、アメリカ軍関係者の話として、ミサイルが爆発し、人命被害だけでなく、発射台の被害も発生したと伝えました。