マラリアや日本脳炎、デング熱など、蚊が媒介する感染症にかかる人の数が、ここ5年間、年平均で2000人を超えていることがわかりました。
健康保険審査評価院によりますと、2011年から2015年までの間、蚊が媒介する感染症にかかって治療を受けた人は年平均で2259人に上りました。
年齢別で見ますと、20代が全体の24.8%でもっとも多く、続いて40代、50代、30代の順でした。
なかでも、20代の男性患者の数は、20代女性患者の2.6倍に上っているということです。
これについて健康保険審査評価院は、「20代男性は屋外での活動が多いため、蚊が媒介する感染症にかかる割合が高いものとみられる」と説明しています。