ことし4月の輸出額は、1年前の同じ月に比べて11.2%減り、月ベースで16か月連続の減少となりました。
産業通商資源部によりますと、ことし4月の輸出額は、1年前の去年4月に比べて11.2%減少した410億ドルとなり、月ベースではこれまででもっとも長い16か月連続の減少となりました。
品目別で見ますと、無線通信機器を除くほとんどの主力品目の輸出が減少しているということです。
一方、輸入額は1年前の同じ月に比べて14.9%減少した322億ドルで、貿易収支は88億ドルの黒字となり、2012年2月以来51か月連続の黒字を記録しました。
これについて産業通商資源部は、「ことし4月は、世界的な景気不振や原油価格の下落などが続くなか、操業日数が去年4月に比べて1.5日少なかったため、月ベースの輸出額が減少したものの、1日平均の輸出額は18億2000万ドルと5か月ぶりの高さとなっている」と説明しています。