企画財政部の柳一鎬(ユ・イルホ)長官は、構造改革の過程で、必要なところに流動性を供給するために、財政政策と通貨政策の組合せを検討していると述べました。
柳一鎬長官は1日、KBSの時事番組に出演し、昨今の経済状況は、財政政策だけでなく、国内の通貨の供給量を適当に調節する通貨政策も必要だとして、財政政策と通貨政策の組合せを検討していると述べました。
韓国銀行が量的緩和に難色を示していることを受けて、韓国銀行に対してその必要性を再度強調したものと受け止められています。
また、金融委員会の任鍾龍(イム・ジョンリョン)委員長もこの日、経営不振に陥っている企業の構造改革を進める過程で必要なところに流動性を供給する量的緩和が必要だとしたうえで、中央銀行が積極的に役割を果たすことが重要だと強調しました。