先月の消費者物価が、去年の同じ月に比べて1％上昇したことがわかりました。3か月連続の1％台の上昇です。
統計庁が3日、発表した「4月の物価動向」によりますと、先月の消費者物価は、去年の同じ月に比べて、1％上昇したということです。
物価の上昇が続いている要因としては、1月の大雪や寒波の影響で、野菜や果物などの生鮮食品の価格が、去年の同じ月に比べて9.6％上昇し、なかでも白菜は2倍に、玉ねぎは70％、大根は66％も跳ね上がったためとみられます。
消費者物価の上昇率は、去年10月までは0％台でしたが、去年11月と12月に1％台に上がったあと、ことし1月に0％台に戻り、2月から3か月連続で1％台となっています。